現場の声や収集した情報を分析し、売れる店をつくる
- 平野 享
- 2004年入社
- 商品部 バイヤー
経営に興味を持ち、地元企業の小売店で店長を経験してみたいと思ったことから、グッデイに新卒で入社。売場担当、店長を経てバイヤーに就任。園芸資材の担当として、全65店舗と連携を取りながらバイイングを行う。
業務内容について教えてください。
園芸資材担当のバイヤーとして、商品の買い付けから原価交渉、数値分析、販売計画、棚割作成まで、多岐に渡る業務を行っています。商品の選定のために展示会を回り、ECサイトやSNSからも情報収拾します。また競合他社の動向も参考にしながら、売れそうなものを予測してバイイングを行います。最近ではコロナ禍で家庭菜園を始める方が増えたため、関連商品をフォローするなど、時代の流れや消費者のトレンドを読むことも必要です。
仕事をする上でのやりがいや、こだわりを教えてください。
バイヤーの仕事は、よくも悪くも結果が数字として表れます。もちろん一喜一憂もしますが、可視化できる分、明確なやりがいを感じますね。売れる商品を見極めるために、私はまず「疑う」ことを徹底しています。バイヤーにとって必要な資質とも言えるかもしれません。簡単に情報が手に入る今だからこそ、ただ鵜呑みにするのではなく、展示会で実物に触れたり、サンプルを取り寄せたりと、どんな商品かを必ず自分で検証することが大切です。
日々の業務で心がけていることは何ですか?
現場の声を取りこぼさないことです。商品についての要望を店舗とチャットでやり取りするのですが、お客様の声をダイレクトに知ることができ、情報も早いので助かります。また、埋もれがちなところもきちんと拾ってくれるので有難いですね。商品を選ぶのはバイヤーですが、実際に売ってくれるのは現場のスタッフです。店舗が売りやすいように商品の性能や特徴がわかるグラフなどの指標をつけて、魅力をわかりやすく伝えるよう心がけています。
これから実現していきたいことは何ですか?
もっと経験を積み、バイヤーとして一人前になることが直近の目標です。そしてゆくゆくは店舗に戻り、バイヤーとして培った経験を現場で活かしたいと思っています。時代の変化とともに、グッデイも会社として大きな変化を遂げています。その中で流されるのではなく、柔軟に対応できる人材が必要とされます。私もまだまだついて行くだけで精一杯ですが、変化を恐れずに挑戦していけるよう、常に向上心を持ち続けたいと思っています。